WiMAXコラム

WiMAXが提供している電波のバンド帯とは?携帯電話キャリアと比較!

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WiMAXの契約を考えているときに、インターネットなどの口コミを見ると携帯電話キャリアの回線と仕組みが違うという声を目にすることがあります。

WiMAXと携帯電話キャリアは、提供している電波のバンド帯が違うので、それぞれに長所と短所があります。

しかし、「電波のバンド帯」と聞いても、どの種類にどのような違いがあるのかわからないですよね?

バンド帯と聞くと仕組みが難しそうに見えますが、思ったよりもわかりやすいものになっています。

特に、周波数帯の特徴を知ると、WiMAXと携帯電話キャリアが提供する電波の違いがはっきりと見えてくるでしょう。

ここでは、WiMAXの電波が対応するバンド帯の特徴を解説します。

携帯電話キャリアのバンド帯とも比較するので、WiMAXの電波が持つ特徴が気になる人は参考にしてくださいね。

WiMAXの対応バンド帯

WiMAXは、バンド帯の数値こそ公表していませんが、周波数帯が下記のようになっています。

利用モード 周波数帯
WiMAX(ノーリミットモード) 2.5GHz
WiMAX2+(ハイスピードモード) 2.5GHz
au4GLTE(ハイスピードエリアモード) 800MHz

WiMAXには、3つの利用モードがありますが、WiMAX2+(ハイスピードモード)がメインになっています。

WiMAX(ノーリミットモード)で利用する電波塔は、WiMAX2+へ割り当てを移行しています。

つまり、WiMAXの電波を使う機械は、古い機種を利用するときぐらいしかないわけです。

au4GLTE(ハイスピードエリアモード)は、月額料金が1.005円の「LTEオプション」を利用するときに使う通信モードです。

「LTEオプション」の機能については、後半で詳しく解説します。

携帯電話キャリアの対応バンド帯

携帯電話キャリアのバンド帯は、4G/LTE回線と3G回線で対応するバンド帯が違います。

それぞれの対応バンド帯を見てみましょう。

4G/LTEで対応しているバンド帯

携帯電話キャリアが対応するバンド帯は、WiMAXよりも幅広くなっています。

ただ、キャリアによって対応バンド帯は違います

事業者 バンド28 バンド18/26 バンド19 バンド8 バンド11 バンド21 バンド3 バンド1 バンド42
700MHz 800MHz 900MHz 1.5GHz 1.7GHz 2.0GHz 3.5GHz
ドコモ      
au        

ソフトバンク

(Y!mobile含む)

     

3.5GHz帯は最も新しい周波数帯ですが、提供エリアの広さは発展途上の段階です。

後半で解説しますが、3.5GHzは周波数帯の中で最も通信速度が速いものになります。

3Gで対応しているバンド帯

4G/LTE回線が主流になった今でも、通話では3G回線を利用します。

また、4G/LTE回線の電波が届かないエリアでは、3G回線を利用してネットに接続します。

3G回線の対応バンド帯は下記のようになっていて、4G/LTEほど幅広くはありません。

事業者 バンドクラス0 バンドⅣ/XIX バンドVIII バンドXI バンドIX バンドクラス6 バンドI
800MHz 900MHz 1.5GHz 1.7GHz 2.0GHz
ドコモ          
au          

ソフトバンク

(Y!mobile含む)

       

周波数帯ごとの特徴

WiMAXや携帯電話キャリアが対応するバンド帯には、様々な種類があります。

バンド帯には、周波数帯の数値ごとに長所と短所があります。

数値が高い周波数帯は通信速度が速いが障害物に弱い

数値が1GHz以上の周波数帯は、通信速度が非常に優れていることが特徴です。

例えば、ドコモが対応している1GHz以上の周波数帯は、通信速度はこのようになっています。

周波数帯 通信速度
3.5GHz 下り最大788Mbps
2.1GHz 下り最大37.5~112.5Mbps
1.7GHz 下り最大150Mbps
1.5GHz 下り最大112.5Mbps

ただ、数値が高い周波数帯は、通信速度が速い代わりに建物が入り組んでいる場所では電波が届きにくい欠点があります。

数値が低い周波数帯は速度が遅いが障害物に強い

数値が1GHz以下の周波数帯は、通信速度が速くありません

ソフトバンクが提供する900MHzの周波数帯は、下り速度が最大で75Mbpsです。

しかし、数値が低い周波数帯は、通信速度が遅い変わりに建物などの障害物があっても電波が届きやすい強みがあります。

900MHzなどの数値が低い周波数帯は、プラチナバンドと呼ばれています。

携帯電話キャリアが対応するバンド帯の特徴

それぞれのバンド帯が持つ特徴を踏まえてうえで、携帯電話キャリアとWiMAXの電波、それぞれの特徴を見てみましょう。

複数の周波数帯に対応しているからエリアが広い

携帯電話キャリアのバンド帯は、通信速度が速さだけでなく、あらゆる周波数帯に対応していることが特徴です。

あらゆる周波数帯に対応しているということは、電波塔の数が多いことを意味しています。

そのため、携帯電話キャリアの電波は、日本全国の幅広いエリアをカバーしていることが強みと言えます。

プラチナバンド対応で障害物がある場所でも安心

さらに、携帯電話キャリアは3社ともプラチナバンドに対応しているので、建物が多い場所でも電波が届きやすくなっています。

携帯電話キャリアの電波は、どんな場所でも繋がりやすいことが強みと言えるでしょう。

WiMAXが対応するバンド帯の特徴

WiMAXの電波は、対応する周波数帯の種類が限られています。

そのため、携帯電話キャリアの電波と比べると劣るポイントがあります。

通信速度は速いが障害物に弱い

WiMAXが対応する周波数帯は、通信速度が優れていることが最大のメリットです。

WiMAXの通信速度は最大で440Mbpsになっていて、この数値が出ないエリアでも110Mbpsから220Mbpsのスピードで利用できます。

しかし、対応している周波数帯の種類が少ないため、携帯電話キャリアの電波と比べるとサービス提供エリアは広くありません

また、通信速度が速い代わりに、建物が多い場所では電波が届きにくい欠点があります。

LTEオプションを使えば障害物がある場所に強くなる

WiMAXは「LTEオプション」を利用すれば、障害物がある場所でも電波が受信しやすくなります。

「LTEオプション」は、auの4G/LTE回線を利用してネットに接続する機能です。

auの4G/LTE回線は、障害物に強い周波数帯に対応しているので、WiMAXの電波が届きにくい場所での強い味方になります。

「LTEオプション」を利用するときは1,005円の料金が必要ですが、auのスマートフォンを持っていれば請求されません。

auのスマホを持っていなくても、契約期間を3年以上にすれば「LTEオプション」が無料になります。

LTEオプション利用時は7GBを消費してはいけない

「LTEオプション」を利用すれば、WiMAXでも携帯電話キャリアと同じエリアの広さでネットが使えるようになります。

しかし、「LTEオプション」を利用するときは、データ量の消費に注意しなければいけません。

「LTEオプション」の利用中に7GBのデータ量を消費していまうと、月末まで速度制限がかかってしまうのです。

この場合にかかる制限は下り速度が128Kbpsとなり、動画視聴どころかウェブサイトの閲覧も難しくなってしまいます。

こデータ量の上限がない「ギガ放題プラン」も、制限の対象になります。

「LTEオプション」は、必要なときだけに使うようにしたほうがいいでしょう。

また、「LTEオプション」は、WiMAXの中でも対象機種でなければ利用できないので注意が必要です。

室内では窓際に置くと電波が受信しやくすくなる?

WiMAXの電波が対応する周波数帯は、建物などの障害物に弱いので、自宅で電波が悪いと感じることも珍しくありません。

電波が悪いと感じたときは、「LTEオプション」を利用すれば問題が解消できることが多いですが、自宅で「LTEオプション」を使い続けると、すぐに7GBを消費してしまいます。

しかし、自宅ではWi-Fiルーターを設置する場所を変えれば、「LTEオプション」を使わずに問題を解消できる可能性があります。

WiMAXの周波数帯は、Wi-Fiルーターを窓際に置くと電波が受信しやすくなる傾向があります。

Wi-Fiルーターを窓際に置いて電波の受信感度が改善できれば、「LTEオプション」を利用する必要がなくなります。

最大558Mbpsに対応が開始

WiMAXは2017年9月1日から、最大下り速度が558Mbpsで利用できるエリアを順次拡大することを発表しました。

2017年12月現在では、利用できるエリアが東名阪の一部に限られますが、今後のサービス提供エリア拡大に期待が寄せられています。

まとめ

WiMAXの電波が対応している周波数帯は、携帯電話キャリアと比べて種類が多くありません。

携帯電話キャリアの電波は、通信速度が速いものから障害物に速い周波数帯まで幅広く対応しています。

そのため、余程の場所でなければ使えなくなることがありません。

WiMAXは通信速度が速いものに対応していても、障害物に強い周波数帯に対応していません。

「LTEオプション」を利用することで、この問題を解決することができます。

しかし、「LTEオプション」で7GBのデータ量を消費すると、契約しているプランに関わらず月末まで速度制限がかかってしまいます。

「LTEオプション」は、本当に必要なときだけに利用しなければいけません。

WiMAXは、Wi-Fiルーターを窓際に設置すると電波が受信しやすくなることがあります。

Wi-Fiルーターの設置場所を変えてから、「LTEオプション」を使うか決めることをおすすめします。

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